プロテーゼと脂肪吸入法のデメリットを補い、それぞれのメリットを生かしたハイブリッド豊胸があります。プロテーゼを挿入して、脂肪を注入するので、プロテーゼの感触が強調されず自然にバストアップできます。見た目や触った感覚にこだわっています。また元々痩せている人は、脂肪が少ないため大きなプロテーゼが使えず、脂肪吸入法でも採取する脂肪に限りがありました。
ハイブリッド豊胸では、十分でない脂肪の量でもプロテーゼを併用することで、希望のバストサイズを実現できます。2~3カップのバストアップが期待できます。さらにクリニックによっては、プロテーゼを挿入して全体のバランスを取るために、脂肪を注入します。一方で、ハイブリッド豊胸は、施術を行うクリニックが少ないです。
あまり施術を受けていないので、口コミなどの情報もありません。施術を希望する場合、対応するクリニックを見つけてから、少ない選択肢の中から信頼できるか判断しなければならず、情報不足が心配されます。またプロテーゼを挿入してから脂肪を注入するので、プロテーゼと皮膚にある程度の脂肪の厚みが必要です。薄い皮膚に無理やり脂肪を注入すると、プロテーゼが破損します。
内容物が漏れ出してバストの炎症や変形を引き起こす恐れがあります。さらに2種類の豊胸法を1度の施術で行うので、ダウンタイムが長くなります。施術から数日~数週間ずっと痛みや腫れに耐えられるか、生活に影響が出ないかを検討しなければなりません。